UターンやIターンでの転職で、山形県で働くことを検討している人もいるでしょう。
山形県と言えば、東北で宮城などに比べて地味な印象のある県ですが、実は有効求人数が全国の平均値付近であり、求人がそれなりにある地域と言えます。
特にこだわりの職種がある訳ではない場合は、移り住んでから探すといった形でも悪くないかもしれません。
地域としての特徴では、空港が2つあるため東京や大阪、名古屋との便が意外と良いことが挙げられます。
東京に関しては高速バスで5時間と陸路でもそれほど遠いとは言えません。
東京から再び山形に帰るUターンの場合は、東京にも知り合いがたくさんいることでしょう。
東京に行こうと思えば比較的簡単に行けるというポイントは、頭に入れておいた方が良いかもしれません。
仕事を探す面で言うならば、おすすめの地域は山形市周辺です。
県庁所在地の山形市は企業が集中しており、既にそこで働くべくUターンやIターンで移り住んでいる人がかなりいる地域です。
また、酒田市や鶴岡市は工業団地があるため、山形市よりさらに求人が多くなっています。
ただし一応、東京と比べると平均年収は低いため、移住した場合は平均年収が下がる覚悟はしておいた方が良いでしょう。
また、どちらかというと一次産業、二次産業の求人が多く、IT系やベンチャー企業などへの転職を考えている人は、探すのに苦労するかもしれません。
Uターンの場合、地元で仕事を探すことが大切なので、条件を見つつメリットとデメリットを見極めて決定すると良いでしょう。